両国駅
2012/03/04
こんにちは、やままさ鉄です。
国吉駅のポップコーン!
なんだかいい匂いがしてきます。。
今日は、両国駅の話です。
築地産まれの深川育ちの私にとって、「国鉄」と言えば、ずばり両国駅なんです。
おんぼろアパートの近くに都電の停留所があり、ここから柳島行きの都電で、6個目が緑1丁目。
総武線のガードは見えますが、駅はどこだぁ・・って、歩くこと300m。やっと両国駅の小さな小さな入口が見えてきます。
が、これは仮の姿?です。
両国駅の歴史はとてもとても長くなるんでここでは書けませんが、今の国技館側に立派な駅舎があり、その姿は多くの駅マニアにも愛され続けているのです。
小学生の頃、国電ホームから見える「長距離列車ホーム」はとっても憧れだったんです。
SLはすでに遠い記憶になってしまってますが、房総各方面に向かう長い編成の急行列車達が、アイドリングの音を上げてました。
特に運用の便利さもあって、凸凹チックなDC急行は何とも言えない魅力がありました。
中でも、いすみ鉄道のハーブおかきのパッケージになっているキハ26は、昔の2等車ですので臙脂のロマンスシート。
夏の暑い日でもクーラーの効いてるキハ28よりもこっち(26)がいいんだぁって。
両国駅の人生が変わったのが、房総の全線電化と東京地下駅の完成でしょう。
子供心にも、お隣の錦糸町にターミナルの座を明け渡した感が強かったです。
それでも、内房外房(外房内房)を通して走る循環急行なぎさやみさき、特急あやめの始発駅としてわずかな期間ですが輝きを放っていたのがうれしい思い出です。
そして近年、長い間続いた新聞輸送列車も廃止となり、長距離列車ホームはその使命を終えたのです。
国電ホームを利用される方は、ちょっと足を止めれば、その栄華を偲ぶことができますよ。
両国駅に敬意を表し?会社のSNSでは、私のハンドルネームにその名を使わせていただいてます。